NEWS

「心の病」で労災認定、過去最多の498人 請求が多い業種は?

2017年06月30日 19時29分 JST | 更新 2017年06月30日 19時52分 JST

長時間労働や強いストレスが原因でうつ病など精神疾患を発症し、労災と認められた人が、2016年度は498人に上り、過去最多となった。厚生労働省が6月30日、発表した

2015年度の472人より26人増加。NHKニュースによると、調査が始まった1985年度以降、最多となった。そのうち過労自殺をした人は未遂を含めて84人。電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)も含まれる。

認定の原因では、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」が74件と最も多く、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」(63件)が続いた。「2週間以上にわたって連続勤務を行った」の47件、「1カ月に80時間以上の時間外労働を行った」の39件などが目立ち、「セクハラを受けた」は29件だった。

労災請求は1586件で、4年連続で最多を更新。2015年度に比べ、71件増えた。業種別に見て請求が最も多かったのは、「医療・福祉」で、302件。2位は「製造業」で279件だった。

karoshi

画像をクリックすると大きい画像が開きます。


▼「ブラック企業大賞2016 ノミネート企業とその理由」画像集が開きます▼

ブラック企業大賞2016 ノミネート企業一覧


【※】スライドショーが表示されない場合は、こちらへ。

【関連記事】
black
ブラック企業リスト、厚生労働省が334社を公表 今後は毎月更新