ノンバイナリーを公表したデミ・ロヴァート、再び「she/her」を使い始めた理由を語る

「私はフルイドな人間」。自分が感じている性自認や性表現について、今の気持ちを伝えました

2021年に、ノンバイナリーであることを公表し、ジェンダーニュートラルな性別代名詞「they/them」を使うと発表した、歌手で俳優のデミ・ロヴァートさん。

その後再び、「she/her」の性別代名詞も使うようになっている。

ロヴァートさんはその理由を、8月2日に公開されたポッドキャスト「Spout」で語った。

デミ・ロヴァートさん
デミ・ロヴァートさん
Rich Fury via Getty Images

私はフルイドな人間

ロヴァートさんのインスタグラムのプロフィールには現在、「they/them」と併せて「she/her」が記載されている。ファンの中には、4月の時点でこの変化に気づいた人たちもいる。

ロヴァートさんは「Spout」の司会のタマラ・ディアさんに、ノンバイナリーであることを公表したのは、自身のジェンダー・フルイディティ(性自認や性表現が固定されておらず、流動的であること)のためだと説明。

そして、「実は私はまた、she/herの代名詞を使うようになりました」と伝えた。

「特に去年、私の男らしさと女らしさのエネルギーはバランスが取れてると感じました。だからトイレに行っても、女性用も男性用も自分の場所ではないと感じました。それは自分を必ずしも女性もしくは男性だと感じなかったからで、ただ人間だと感じていました。だからthey/themがしっくりきました」

「最近、私はより女性らしいと感じています。ですからshe/herを再び使うようになりました」

また、性別代名詞を正しく使いたいものの「they/them」についてまだわからないこともあると話したディアさんに、こう伝えた。

「私が大事だと思うのは、完璧な人などいないということです。誰だって代名詞を間違えることがあります。特に、学んでいる時には。大切なのは、相手に敬意を払うことです」

ロヴァートさんはインタビューで「私は、ジェンダー、セクシュアリティ、音楽、クリエイティビティにおいても、フルイドな(流動性のある)人間です」とも語っている。

8月末には8枚目のアルバム『Holy Fvck』をリリース予定のロヴァートさん。カバー写真では、十字架の形をしたベッドの上に寝そべり、手足を縛られた状態でポーズをとっている。

この表現について「このアルバムには、性的な力を与えられた曲がたくさんある」と説明している。

「宗教的な意味合いを持つ曲もあり、十字架の形をしたベッドに寝そべっているのはアルバムのタイトルにあうと思いました」「例えば、『Heaven』という曲は、聖書の一節をベースにしていますが、実際はマスターベーションの曲です」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。