飛行機の非常口を開け、翼の上を歩いて逮捕⇒他の乗客から擁護の声、なぜ?メキシコで起きた遅延騒動

メキシコ・アエロメヒコ航空の飛行機に搭乗していた乗客の行動をめぐって、議論が起きています。
イメージ画像
イメージ画像
Photo. Keith Draycott via Getty Images

メキシコ・アエロメヒコ航空の搭乗客が停止していた飛行機の非常ドアを開け、翼の上を歩いて逮捕されたと、BBCなどが報じている。

事案が起きたのは1月25日。

BBCによると、メキシコシティ発グアテマラ行きの飛行機が、メンテナンスなどの問題で遅延。

出発時刻の3時間ほど経った午前11時半ごろ、乗客が機外に出るという行動を起こしたという。

この乗客は逮捕されたが、他の数十人の乗客からは、行動を支持する声明が出されたと、NBC 7 San Diegoが伝えている。

声明には、数時間の遅延の間、空調や水の提供がされなかったとして「彼は乗客の健康を守るために、乗客全員の支持を得て行動した」と書かれていたという。

乗客が現在も拘束されているのか、どのような罪に問われるのかは明らかになっていないようだ。

注目記事