
今夜は満月です。各地は梅雨らしい天気ですが、満月を見られる所はあるでしょうか。
6月の満月はアメリカの農事暦では「ストロベリームーン(Strawberry Moon)」とも呼ばれます。
気になる今夜の天気は

今日は沖縄は晴天でバッチリ満月が見られそうです。東北の太平洋側や北陸・山陰は天気が回復して晴れてくるため、遅い時間ほどお月さまの見える空が期待できます。
関東や東海では宵のうちはスッキリとは回復しないものの、遅い時間ほどだんだんと月が見えてくる可能性があります。
西日本の太平洋側は、梅雨空が続くため、満月を見るのは難しそうです。
▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 日の入り 18時57分 月の出 19時25分
仙台 日の入り 18時59分 月の出 19時22分
東京 日の入り 18時56分 月の出 19時17分
大阪 日の入り 19時11分 月の出 19時31分
福岡 日の入り 19時28分 月の出 19時48分
那覇 日の入り 19時21分 月の出 19時36分
6月の満月、英語で“Strawberry Moon”

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer’s Almanac)によると、アメリカでは6月の満月を「ストロベリームーン(Strawberry Moon/苺月)」と呼ぶようです。
実際に月がイチゴのような色に見えるわけではありません。昇りたてのお月さまはイチゴのように赤っぽい色に見えますが、これはこの時期特有のことではなく、夕焼けが赤く見えるのと同じ原理です。
現象おさらい 満月・月食とは

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。
そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。
地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
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