バッファロー動物園(米・ニューヨーク州)は9月4日、公式Instagramを更新。6月15日に雌のレッサーパンダの赤ちゃんが誕生していたことを発表しました。母親は2歳のヒマラヤ、父親は4歳のモグワイで、2頭にとって初めての子どもです。赤ちゃんは現在、獣医師と飼育チームによって人工保育されています。
「すでに心をつかまれた」喜びのコメント
「この小さなレッサーパンダの赤ちゃんはすでに私たちの心をつかんでいます」と、バッファロー動物園のリサ・スミスCEOは公式HPで語っています。
そして、「残念ながら同時に生まれたもう一頭は命を落としましたが、困難を乗り越え、獣医師と飼育チームの献身と愛情に支えられてきました。赤ちゃんの一歩一歩の成長が、動物園で、そして野生で暮らすレッサーパンダの未来を守ることにつながります」と続けました。
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赤ちゃんは誕生後すぐ24時間体制でケアを受け、健康状態も良好。体重測定や健康チェックも欠かさず行われています。
当面は飼育チームに育てられながら、アンバサダー動物の運動・遊びエリアで時間を決めて見学できる形がとられます。十分に成長した段階で、より大きな展示スペースへの移行も計画されています。
レッサーパンダは絶滅危惧種
レッサーパンダはネパール、ブータン、中国南部の森林などに生息し、竹や葉などを主食とする草食性に近い動物。国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されている。
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