「ヨーロッパ最古の薬局」では「失恋に効く薬」が処方されていた。エストニアで「1422年」から営業継続

薬局の公式サイトによると、少なくとも603年の歴史があり、同じ建物で営業を継続する「ヨーロッパで最も古い薬局」だと説明しています。

「失恋に効く薬」が処方されていたという薬局がXで話題になっています。

投稿したのは、みつ 世界一周中(@mitsu7travel)さん。

「ヨーロッパ最古の薬局にきました!昔はミイラやユニコーンの粉末、他にも恋に効く薬など珍しい薬が当時処方されていたのだそう!ちなみに恋に効く薬は今でも買えます💊」として、エストニアの首都タリンにあるラエ薬局内の写真を投稿しました。

ピンク色の粉末が入った瓶が写っており、英語で「ユニコーンの角の粉末」などと説明書きが添えられています。水色と赤い液体がそれぞれ入った丸い瓶が窓際に置かれている様子もあります。

この投稿は3.5万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼んでいます。

ラエ薬局の公式サイトによると、開設日は不明ですが、1422年の時点でオーナーが3代目だったといいます。少なくとも603年の歴史があり、同じ建物で営業を継続する「ヨーロッパで最も古い薬局」だと説明しています。

みつさんによると、薬局で薬が購入できるほか、博物館も併設されているといいます。

Independentによると、薬局では失恋用の薬を処方していたといいます。中世に由来するアーモンドベースの調合薬で、恋愛による心の痛みを軽減するとされていたと伝えています。

みつさんの投稿には「恋に効く薬って?どうなるのでしょうか😄」「素敵ですね」「恋に効く薬、買いましたか?気になる😅」といったコメントが寄せられました。

みつさんは、そのような反響に対して「エストニアは中世ヨーロッパの雰囲気が残る素晴らしい場所で、僕自身大好きな国でもあります。少しでも日本人への知名度が上がれば嬉しく思います」とコメントしています。 

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