
日本ではまだラブブ熱が冷めやらない中、海外から早速新たなトレンドの波がやってきている。
ラブブと同じ中国発のアートトイメーカー「POP MART(ポップマート)」が展開するキャラクター「ヒロノ(Hirono)」だ。
人気の火付け役となったのは、BTSのV。仁川空港で10月上旬に目撃された際、「Hirono Living Wild Doll(ヒロノ・リビング・ワイルド・ドール)」をバッグにつけていたことが話題になり、一気に「ヒロノ」への注目が上昇した。
Forbesなどの海外メディアによると、Vの写真が拡散されて数時間後には、中国のPOP MART公式サイトで同商品が完売。韓国の店舗でも同様の動きが起こったという。
POP MART日本公式SNSによると、同商品は2025年6月27日に販売開始されているが、現在POP MARTの日本公式ウェブサイトでは、「予約注文」で4180円で販売されている。
ヒロノ(Hirono)とは?
POP MARTの公式サイトによると、「ヒロノ」を手掛けたのはコンテンポラリー・アーティストのLang(ラン)氏。
ヒロノは内向的で、人格は隠れた感情に深く根ざしているという。また、ときには少し悪戯好きであり、よく明確な方向性もなく気ままに放浪しているそうだ。
ラン氏はヒロノを通じて人生における微妙な揺らぎや浮き沈み、私たちの本質である愛、喜び、悲しみ、恐れ、優しさ、臆病さといった感情を表現しているという。
ヒロノの商品は通常、ラブブ同様、手のひらサイズの「ブラインドボックス」に入ってシリーズで販売されており、ガチャのように開けてみるまで中身が分からない。
一方、今回話題になった「Hirono Living Wild Doll(ヒロノ・リビング・ワイルド・ドール)」など、単体で販売されている商品もある。
ヒロノの人気は一時的なものなのか、定着するのか。ラブブ同様、今後の広まりに注目だ。