
アメリカの歌手サブリナ・カーペンターさんの日本文化を取り入れたパフォーマンスに対し、歌手のリナ・サワヤマさんが「文化に敬意を払ってほしい」と伝えた。
カーペンターさんは10月18日に放送されたNBCの人気深夜番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」に出演し、最新アルバム『Man’s Best Friend』の収録曲「Nobody’s Son」を披露した。
この時にカーペンターさんが着用したのは、スパンコール付きの空手道着風のトップスだ。バックダンサーも道着のような衣装を着て踊ったほか、カーペンターさんが板を割るようなパフォーマンスを見せる場面もあった。
他にも、カーペンターさんやバックダンサーが靴を履いたまま畳のようなものの上を歩くシーンも見られた。
日本とイギリスにルーツを持つサワヤマさんは19日、自身のInstagramストーリーズでこのパフォーマンスに触れ「サブリナに大きな愛を送ります」と述べた上で、こうつづった。
「でも、アーティストのクリエイティブチームの皆さん……明らかにある文化に触れる場合は、しっかりと調査し、敬意と配慮を持ってふさわしく扱われるようにしてほしいです。畳の上に靴は牢屋行きです😭」

ノー・ダウトのグウェン・ステファニーさんは2004年のソロアルバム『ラヴ.エンジェル.ミュージック.ベイビー.』で、東京・原宿のアヴァンギャルドなスタイルを使用し「文化の盗用」だと非難された。
ステファニーさんは2023年の雑誌Allure(アルーア)のインタビューでは「自分は日本人だ」と主張したことでも波紋が広がった。
現時点で、カーペンターさんはサワヤマのコメントに対する反応は示していない。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。