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3Dプリンターで制作したおもちゃのZippo。飛び出てくる“心温まるもの”がXで話題になっています。
投稿したのは、高校生の電子工作日記さん(@hdiv6xeWxcLUS51)。
「3DプリンターでおもちゃのZippoを印刷。火が出ると見せかけてハートが出てきます」とつづり、動画を投稿しました。指で回転させると火が出るフリントホイール部分を押すと、ぽんっと小さなハートが飛び出す仕掛けになっています。
このデータは、毎日チェックしている海外の3Dデータ投稿サイトで偶然見つけたもの。「これは作るしかない!」と一目で惹かれ、すぐにプリントを決意したそうです。
「ちょうど木の素材が少し混ざったフィラメント(3Dプリンター用の材料)があって、デザインとも相性が良さそうだったので、さっそくプリントを始めました。想像以上のクオリティに仕上がって、大満足です」と振り返ります。
学校で友達に見せたところ、「欲しい!」との声も。「色や押したときに出てくるものを変えて、近々プレゼントしようと思っています」と話します。
現在高校3年生の投稿主が電子工作などのモノづくりに興味を持ち始めたのは、小学6年生の頃。中学2年生のときには、タッパーと発泡スチロールを組み合わせたボートのラジコンを制作したこともあったそうですが、思うような仕上がりにはならなかったといいます。
「もっとかっこいいものを作りたい」「もっと工作の幅を広げたい」と調べるなかで出会ったのが、3Dプリンター。貯金を使って約2万円のプリンターを購入し、そこから世界が広がっていったといいます。
「初めて使ったときは、その精密さと可能性にとても衝撃を受け、感動したのを今でもはっきりと覚えています」
昨年には新しい3Dプリンターを追加で導入し、現在は2台体制で制作中。海外サイトで見つけた面白いデータを使ったり、実寸大のアイアンマンのヘルメットやジェットエンジンのモデル、自作スマートロックの外装まで、さまざまなアイデアを形にしています。
「3Dプリンターを手に入れたことで作れるものの幅が一気に広がり、本当に買ってよかったと感じています」と話します。
今回の投稿には、「心にあたたかい火が灯りそう🔥🩷」「おしゃれ」「Zippoからキュンです」などの声が寄せられています。
こうした反響について、「いろんな人に3Dプリンターの魅力を知ってもらえて、とても嬉しいです。 この投稿をきっかけに3Dプリンターに興味を持って『買ってみようかな』と思ってくれる人が現れてくれたら本当に嬉しいです!」とコメントしています。