トゥンクトゥンクとは?名前の由来は?ミャクミャクの次はこれ。2027年国際園芸博覧会の公式キャラ

2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のマスコットキャラクター・トゥンクトゥンク。「宇宙の彼方から地球に憧れてやってきた精霊」だ。
トゥンクトゥンク(左)とミャクミャク(右)
トゥンクトゥンク(左)とミャクミャク(右)
時事通信社

大阪・関西万博が閉幕し、公式キャラクターのミャクミャクからバトンを引き継いだ新たなキャラクターがいる。

それが、地球や花をモチーフにした「トゥンクトゥンク」だ。

いったいどんなキャラクターなのか。

トゥンクトゥンクとは?名前の由来は?

トゥンクトゥンクは、2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のマスコットキャラクター。

公式サイトによると、トゥンクトゥンクは、宇宙の彼方から地球に憧れてやってきた精霊。植物に共鳴し、地球がきれいだと嬉しくなって花を咲かせて踊り、地球が汚れると悲しくなって元気がなくなってしまうという。自然破壊や環境汚染などの問題を背景に誕生したキャラクターだ。

トゥンクトゥンクという名前は「人といろんな命が共鳴して、つながっている状態を表している」といい、「人間が万物への想像力や調和の心をとりもどすことの大切さが広がってほしい」という思いが込められている。

デザインは、映像ディレクター・アートディレクターの牧野惇(あつし)さん、名前は北原やえさんが発案した。

初のコラボ相手になったのはミャクミャクで、コラボグッズは9月に発売された

石破首相の反応は?

10月15日には、トゥンクトゥンクが首相官邸に設置された。FNNプライムオンラインなどによると、石破茂首相はトゥンクトゥンクをじっくりと見つめていたという。

以前同じ場所に置いてあったミャクミャクは人の動きに反応して音声が流れる仕様だったが、トゥンクトゥンクは違ったようで「しゃべらない…」とつぶやいていたと報じている。

国際園芸博覧会はいつ開催?

「2027年国際園芸博覧会」(GREEN×EXPO 2027)のテーマは「幸せを創る明日の風景」。

気候変動などの世界的な環境変化を踏まえた上で、自然環境が持つ多様な機能を暮らしにいかす知恵や文化について考え、園芸文化の普及、花と緑があふれ農が身近にある豊かな暮らしの実現なども目的としているという。

会期は2027年3月19日~9月26日で、会場は神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設。

日本での国際園芸博覧会の開催は、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博)」以来、37年ぶりだ。

横浜市の山中竹春市長は、万博で使用された大屋根リングの木材の一部を再利用したいとの意向も示している。

注目記事