
KathrynHatashitaLee via Getty Images
2026年4月1日から導入される「交通反則制度」(青切符)により、自転車も交通事故につながるような危険な運転には反則金が科されるようになります。
自転車は、幅広い世代が日常生活で利用する便利な乗り物ですが、交通ルールを無視した事故も発生しています。
Advertisement
この機会に「自転車の交通ルール」を再確認しましょう。
今回は、「横断歩道の走行」に関してです。クイズ形式で出題しますので、挑戦してみてください。
【問題】
Q:次の写真の中で走行している自転車は、ある交通ルールに従っていない可能性があります。どんな交通ルールでしょう。

KathrynHatashitaLee via Getty Images
【正解は?】
まず前提として、自転車は軽車両であることから「車道通行」が原則です。
しかし、「普通自転車歩道通行可」がある時など、条件を満たす場合に限り、歩道を通行することが認められています。
Advertisement
この写真の道では、自転車が歩道を通行することが認められていると仮定して、実際の交通ルールを確認してみましょう。
歩道を通行する場合、自転車は「中央から車道寄りの部分を徐行」しなければなりません。
また、歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければなりません。
これに違反した場合、2万円以下の罰金または科料の罰則を受ける可能性があるといいます。
ですので、写真の自転車は、中央から車道寄りの部分を通行する必要があります。
なお、歩道では自転車の相互通行は可能ですが、「普通自転車通行指定部分」がある場合は、同指定部分を徐行する必要があります。
皆さんは知っていましたか? 今日も安全運転で過ごしましょう。