
Yuko Funazaki / Huffpost Japan
オンラインのセキュリティ対策製品を提供しているMcAfee(マカフィー)が、「最も詐欺に悪用されたセレブランキング」を発表した。
マカフィーは、「有名人を装ったディープフェイク詐欺」に関する調査を実施。日本を含む世界7か国に在住する18歳以上の8600人に、偽造またはAIが生成した有名人の広告が消費者に与える影響について聴取した。同ランキングと調査結果は、日本在住者のデータのみを対象に集計された。
Advertisement
ランキングでは、TOP10のうち、日本人はわずか2人という結果に。海外セレブの方が、偽広告やディープフェイク詐欺でより悪用されるという結果が明らかになった。
ランキングTOP10は以下のとおり⬇︎
10位 キム・カーダシアン(リアリティ・スター、俳優、モデル、実業家)
9位 クリスティアーノ・ロナウド(プロサッカー選手)
8位 柴咲コウ
7位 エマ・ワトソン(俳優)
6位 ジャスティン・ビーバー(歌手)
5位 トム・ハンクス(俳優)
4位 テイラー・スウィフト(歌手)
3位 木村拓哉
2位 イーロン・マスク(起業家)
1位 BTSのメンバー全員
この調査では他にも、 全体の14%がインフルエンサーなどによるディープフェイクの広告に遭遇したと回答しており、幅広い年齢層が標的になっていることが明らかになった。また、若年層(18〜24歳)の方が、他の年齢層よりも有名人を装ったディープフェイク詐欺に騙されやすいことも分かった。
マカフィーは、安全にインターネットを使うために、SNSで疑わしい情報を見た場合は信頼できる情報源で確認することや、共有や利用を避けること、また有名人などが予想外の主張や宣伝をしている場合には、疑ってみることを推奨している。
Advertisement