双子が違う年に誕生。15分違いで生まれ、年も月も日にちも別々に

産んだお母さんは「双子なのに誕生日が違うなんて、信じられない!」

15分の差が、兄妹にとっては大きな違いになった。

アメリカ・カリフォルニア州のナティビダッドティ・メディカル・センターで、誕生した年が違うという非常に珍しい双子が生まれた。

兄のアルフレッド・アントニオ・トルヒーリョさんが生まれたのは、2021年12月31日午後11時45分。

妹のアイリン・ヨランダ・トルヒーリョさんは、それから15分後の2022年1月1日午前0時に誕生した。

午前0時ちょうどに生まれたアイリンさんは、カリフォルニア州モノレー郡で2022年最初に生まれた赤ちゃんにもなった。

年をまたいで出産した母親のファティマ・マドリガルさんは「双子なのに誕生日が違うなんて、信じられない」「アイリンが午前0時ちょうどに生まれてきたことに驚いているし、嬉しい」と喜びを語っている。

誕生日が異なる双子はとても珍しいものの、さらに生まれた年まで違うケースはかなり稀だという。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、2019年にアメリカで生まれた赤ちゃんは約375万人で、そのうち双子は3%にあたる約12万人

ナティビダッドティ・メディカル・センターは「誕生年が異なる双子が生まれる確率は、200万分の1です」とつづっている。

アルフレッドさんとアイリンさんの出産を担当した医師のアナ・アブリル・アリアスさんにとっても、忘れられない分娩になった。

「この小さな赤ちゃんたちを、2021年と2022年に健康で迎えられてとても嬉しい。なんて素晴らしい新年の迎え方なんでしょう!」とコメントしている。

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