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2013年06月06日 14時48分 JST | 更新 2013年06月06日 19時07分 JST

「1939年夏のNY」をリアルに伝える、貴重なカラー動画

ニューヨークの屋外で、ココナッツ・シャンパンを5セントで飲むことができた日のことを覚えているだろうか?

わたしたちも覚えてはいない。けれども、それはすてきな時代だったはずだ。

1939年の夏に撮影されたとされる珍しいカラー動画では、大恐慌末期のニューヨークでの暮らしをかいま見ることができる。

高架鉄道の開いた窓から男たちが腕を外に出していたり、街角で物売りが、木箱に入れたじゃがいもを500グラム約2セントで売っていたり、ロックフェラー・センターのテラスで女たちが安楽椅子に座ってくつろいでいたりする様子が映っている。

イタリア人のアーキビスト(永久保存価値のある情報を査定、収集、整理、保存管理し、閲覧できるよう整える専門職)であるヴィンセント・ロマーノ氏によると、最近公開されたこの動画は、コダクロームの16ミリメートルで撮影されたものだ。

ロマーノ氏からハフィントン・ポストに届いた電子メールによると、この動画は、フランス人旅行者のジャン・ヴィヴィエ氏が撮影した長い動画の一部だ。ヴィヴィエ氏は、ノルマンディー号(1935年に建造され、当時世界最大・最速、「洋上の宮殿」と謳われたフランスの客船)で、フランスのマルセイユからニューヨークにやって来た。

ヴィヴィエ氏が大西洋を横断中のノルマンディー号上で撮影したカラー動画は、ここここで見ることができる。

動画で使われている楽曲は、ロシア人DJのキリル・セルギーウによる、「キスをするための2分38秒」だ。

1939年6月には、日本国民の男子の長髪及び女子のパーマネントを禁止する「生活刷新案」が閣議決定され、7月には国民徴用令が公布された。9月には、ナチス・ドイツ軍がポーランドに侵攻し、第二次大戦が勃発した。

[Hunter Stuart(English) 日本語版:松田貴美子/ガリレオ]

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