今回で8回目となる東京マラソンが、2月23日行われ、東京都庁をスタートしゴールの東京ビッグサイトを目指すコースに、約3万5千人が参加した。男子はケニアのディクソン・チュンバ選手が2時間5分42秒、女子はエチオピアのティルフィ・ツェガエ選手が2時間22分23秒で、ともに大会新記録で初優勝した。MSN産経ニュースなどが報じた。
男子は松村康平選手(27)=三菱重工長崎=が2時間8分9秒で8位、女子は伊藤舞選手(29)=大塚製薬=が2時間28分36秒で7位に入ったのがともに日本人最高だった。
(MSN産経ニュース「男子はチュンバが大会新で優勝 松村、自己ベストも8位」より 2014/02/23 14:14)
時事ドットコムによると、日本人選手でトップだった松村選手は、「目標の2時間8分台を達成できて、しかも日本人トップになれて、非常にうれしい。所々きつかったが、立て直すことができた」と話した。
また、50歳のフリーアナウンサー宮根誠司さんもランナーとして、2回目の東京マラソンにチャレンジした。目標タイムの「4時間30分」としていたが、それを上回る4時間20分1秒(速報値)でゴールした。
2009年の初めてのチャレンジでは、自身が司会を務めるテレビ番組「情報ライブ ミヤネ屋」で「4時間30分を切らなければ丸刈りにする」と宣言。結果は5時間56分09秒と目標を達成できず、同番組の生放送中に丸刈りになったという苦い過去もあったが、5年越しのリベンジで見事に目標を達成した。
5年前のリベンジを果たした宮根は「きつかったですけど、何とか5年前の自分に勝ちたかった」とレースを振り返り、「応援がすごくてうれしかった。ずっと応援してくれているので力になった」と沿道の声援に感謝した。
(中略)
「改めていいコース。東京タワーが見えて、スカイツリーが見えて、浅草があって、はとバスに乗っているみたいだった」と余裕を見せ、「(東京のアスファルトは)ウェルカムだった」と満足の表情を見せた。
(スポニチ「宮根誠司アナ 目標達成でリベンジ『5年前の自分に勝ちたかった』」より 2014/02/23 13:34)