ロシア中部オムスクのチーズ工場で、原料の牛乳が入った樽(たる)の中に上半身従業員の男たちが上半身裸で入って戯れている写真がインターネット上に掲載された。ロシアの捜査当局が4月4日、衛生基準に違反する疑いがあるとして工場への捜査に乗り出すなど、波紋が広がっている。時事ドットコムなどが報じた。
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ロシア中部オムスクのチーズ工場で、原料の牛乳の中で戯れる男性たち=ロシア国営メディアRTのホームページより
ロシア中部オムスクのチーズ工場で、原料の牛乳の中で戯れる男性たち=ロシア国営メディアRTのホームページより
従業員は交流サイトに「仕事はとても退屈だ」などと書き込んでいた。
写真は、工場従業員の1人が交流サイト(SNS)に投稿。「われわれの仕事はとても退屈だ」などと書かれ、従業員6人が牛乳に漬かりVサインをする写真もあった。ほかにも、汚れた製造所で、裸でチーズをこねている場面を映した動画が出回っている。
捜査当局によると、今年は既に14都市で、同工場で作られたチーズ49トン以上が販売された。ロシアの食品監督当局は3月、この工場製のチーズの販売を禁止。裁判所は今月3日、工場を40日間閉鎖すると発表した。
(時事ドットコム『チーズ原料牛乳に「入浴」=従業員暴走の動画波紋-ロシア』より 2014/04/04 19:01)
YouTubeには、工場の中で上半身裸でサンダル姿の男らが、汚れた床の上でチーズをこねる作業を映した動画も掲載されている。
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