男子テニスの楽天ジャパンオープン最終日は10月5日、東京・有明テニスの森公園であり、シングルス決勝では世界ランキング7位で第4シードの錦織圭(日清食品)が、同8位で第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7-6、4-6、6-4で破り、この大会2年ぶり2度目の優勝を飾った。時事ドットコムなどが報じた。
錦織は前週のマレーシア・オープンに続く2週連続優勝で、今季4勝目、ツアー通算7勝目。
一進一退の展開から、錦織がタイブレークの末、第1セットを先取。第2セットを落として最終セットにもつれたが、相手サーブの第10ゲームをブレークした。
(時事ドットコム「錦織、2週連続V=今季4勝、通算7勝目-楽天テニス」より 2014/10/05 17:39)
錦織は試合後、涙をみせながら「信じられない。日本のみなさんの後押しがあって、限界を乗り越えて戦えた」と喜んだ。
相手のラオニッチは時速230キロ近いサーブを打ち込んでくるビッグサーバー。勝負を決めた最後のゲームまで相手のサービスゲームをブレークできなかったが「4-3ぐらいから頭がどっかいっちゃってて何考えているか分からないくらいだった。ボールに食らいつくことだけ考えてやっていた」と苦しい内容を振り返った。
(日刊スポーツ『錦織2週連続Vに涙「限界超えて戦えた」』より 2014/10/05 17:45)
錦織はこの結果、世界ランキングが自己最高を更新する6位となる。
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