シソンヌがコント日本一 同期対決制し7代目KOC王者に
コント日本一を決める『キングオブコント2014』の決勝戦が13日、東京・赤坂のTBSで行われ、お笑いコンビ「シソンヌ」が7代目キングの座を勝ち取り、優勝賞金1000万円を獲得した。賞金の使い道について長谷川忍(36)は「いろんな方にお世話になったので、あいさつがてら返しにいきたい」と話し、トロフィーを手にしたじろう(36)は「大事に使いたい」とガッツポーズ。司会のダウンタウン松本人志(51)は「最後に本当に盛り上げてくれましたね」とねぎらった。
結成9年目の「シソンヌ」は、ツッコミの長谷川とボケのじろうのコンビ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で、最後に対決したチョコレートプラネット、エド・はるみ、パンサー向井慧らと同期。今回初の決勝進出で「コント日本一」の称号を手にした。
「キングオブコント」は2008年から毎年行われ、今年で7回目。プロアマ問わず、芸歴制限なく出場可能で、歴代キングにはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたるが名を連ねる。
今年は2810組がエントリー。今回からルールが改定され、例年8組だったファイナリストが10組となり、“負けたら即敗退”の「一騎打ち」方式に。1stステージでは「シソンヌvs巨匠」「ラバーガールvsリンゴスター」「バンビーノvsさらば青春の光」「ラブレターズvs犬の心」「チョコレートプラネットvsアキナ」が激突した。
芸人審査員101人の判定で勝ち残ったシソンヌ、ラバーガール、バンビーノ、犬の心、チョコレートプラネットの5組がファイナルステージに進出。改めてネタ順番決めの抽選会が行われ、1番手と2番手が激突。その勝者(暫定王者)と3~5番手のネタを競っていき、1番手から勝ち上がったチョコレートプラネットを5番手のシソンヌが下し、コント王の座についた。
決勝の模様は、TBS系で午後8時から10時54分まで生放送され、司会は7年連続でダウンタウンが務めた。
■1stステージ結果
第1試合 ○シソンヌ(初) 54対47 巨匠(初)●
第2試合 ○ラバーガール(2)83対18 リンゴスター(初)●
第3試合 ○バンビーノ(初)58対43 さらば青春の光(3)●
第4試合 ●ラブレターズ(2)7対94 犬の心(初)○
第5試合 ○チョコレートプラネット(2)80対21 アキナ(初)●
※左記コンビが先攻、カッコ内=決勝進出回数
■ファイナルステージ結果
1番手:チョコレートプラネット 83対18 2番手:バンビーノ
暫定王者:チョコレートプラネット 85対16 3番手:犬の心
暫定王者:チョコレートプラネット 61対40 4番手:ラバーガール
暫定王者:チョコレートプラネット 27対74 5番手:シソンヌ
7代目王者=シソンヌ
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