プロ野球選手のうち、一定の資格を満たした選手が所属球団以外と自由に契約交渉できる「フリーエージェント」(FA)の宣言期間が11月11日で終わり、8人が宣言を表明した。動向をまとめた。
時事通信社
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■海外FA(出場選手登録145日以上を9シーズン)
阪神の不動の3番打者・鳥谷敬内野手が11日に申請書類を球団に提出した。球団は慰留に努める方針だが、本人はアメリカ・大リーグ挑戦の希望を持っている。
2回目のFA宣言となるプロ20年目のヤクルト・相川亮二捕手は、巨人への移籍が決定的と報じられている。
プロ16年目のベテラン、DeNA・金城龍彦外野手も巨人が獲得に向けて調査しており、移籍は決定的という。
■国内FA(同、7~8シーズン)
今シーズン16勝を挙げたオリックス・金子千尋投手が台風の目になるとみられる。本人は大リーグ移籍を希望しているが、自由に海外球団と交渉できる海外FA権取得にはあと1年必要なため、球団がポスティングによる海外移籍を認めるかどうかが焦点になる。また、国内では中日、ソフトバンク、楽天が興味を示しているという。
日本ハム・小谷野栄一内野手は、西武やオリックスが興味を示しているが、西武移籍が有力という。
ロッテ・成瀬善久投手は、ロッテがFA宣言選手の残留を認めていないため、移籍が決まった。阪神やヤクルトが興味を持っているが、本人は関東の球団を希望しているとの報道もある。
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阪神のエース、能見篤史投手はFA宣言した上で阪神に残留する意思を表明している。
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