ホンダは11月24日、死傷事故の情報をアメリカ運輸省道路交通安全局(NHTSA)に報告するよう義務付けられた2003年7月からの11年間に、全体の60%に当たる計1729件の報告漏れがあったと発表した。時事ドットコムなどが報じた。
NHTSAは自動車メーカーに対し、早期に不具合の傾向を把握することを目的に、死傷事故に関して警察などから各社に届いた通知や被害者からの損害賠償の申し立てを四半期ごとに報告するよう法律で義務付けている。違反した場合、件数に応じて最高3500万ドル(約41億円)の民事制裁金が科される。
(時事ドットコム:ホンダ、米当局へ報告漏れ=死傷事故の6割、制裁金も 2014/11/25 10:19)
部品大手のタカタ(東京)製エアバッグが破裂した8件の事故もこの中に含まれる。そのうち7件は後に報告し、残り1件はNHTSAの指摘で発覚したという。
CNNによると、タカタ製エアバッグの欠陥に関して、フォードやゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタなど10社がリコール(回収・無償修理)を発表していた。ホンダも世界で600万台以上をリコールしているという。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事