きっと誰にでもあるはずだ。期待と不安を胸に新しい世界へ踏み出したことが。
そんな門出の人を応援する、あるサプライズが企画された。境遇は三者三様でも、誰しもが通ってきた道だろう。
23歳のわたし、東京へ
女手ひとつで育ててくれた母は、いつもどおり背中を押してくれる。だからこそ、母には不安な顔なんて見せたくない。きっと心配するだろうから……。
仲間が旅立つ日に
嬉しい時、辛い時、いつだって支えてくれた友人たち。離れ離れになるのは寂しいけれど、今度会うときは夢を土産に帰ってきたい。
いつか取り壊される母校
思い出が詰まった場所はなくなれど、友だちとの絆はいつまでも続くと信じたい。
東京に降り立った時、携帯電話が……
旅立つのは、1人だけだと思ってた。でも、そんなことはない。いつだってみんなが見守ってくれている。テクノロジーは距離を、世代を越えて、人を結ぶために発展してきたのではないだろうか。