尾木ママが涙「理不尽に命奪われた」 バス事故で教え子4人を失う

法政大学教授で教育評論家の尾木直樹さんは1月19日、長野県軽井沢町で起きたバス事故で同大学の教え子であるゼミ生4人を亡くしたことについて、「一瞬にして理不尽な事故で命を奪われる初めての体験をした」と涙で言葉を詰まらせながら語った。

法政大学教授で教育評論家の尾木直樹さん(通称・尾木ママ)は1月19日、長野県軽井沢町で起きたバス事故で同大学の教え子であるゼミ生4人を亡くしたことについて、「一瞬にして理不尽な事故で命を奪われる初めての体験をした」と涙で言葉を詰まらせながら語った。国会内で開かれた学校事件・事故対応について考える集会の席上のことだった。産経ニュースなどが報じた。

尾木氏は、重体状態が続いて18日に亡くなった4年の並木昭憲さん(21)=千葉県松戸市=に触れ「タイで日本語を教えるボランティアに入ろうと、バイクで日本を回り、『日本のことを教えられる人間になりたい』と言っていた。子供が大好きだった」と唇をかんだ。

事故について「ずさんで存在してはいけない会社だ」と強調し、監督する行政への不満も口にした。

【軽井沢スキーバス転落】「理不尽に命奪われた」 ゼミ教え子4人失った尾木ママ涙で語る - 産経ニュース 2016/01/19 12:31)

この事故では、尾木さんが担当するキャリアデザイン学部のゼミ生10人が巻き込まれ、4人が死亡、6人が重軽傷となっている。

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