フランシスコ・ローマ法王は3月24日、ローマ郊外のカステルヌオーボ・ディ・ポルトにある難民受入施設で12人の難民の足を洗い、祝福のキスをした。この儀式はキリスト教の「聖木曜日(洗足木曜日)」の一環で、その起源はイエス・キリストが最後の晩餐で12人の使途たちの足を洗ったとされることに基づく。
フランシスコ法王は在任以来、異教徒も受け入れるという姿勢を取り続けており、今回儀式に参加した12人(男性8人と女性4人)の中にはイスラム教徒、コプト教徒、ヒンズー教徒が含まれていた。
Advertisement
「私たちはみな同じ。イスラム教徒、ヒンズー教徒、カトリック教徒、コプト教徒、福音主義者・・・みな同じ神の下、兄弟であり子である」と洗足式前に行われたミサの中で法王は述べた。「みな平和の中で共に生活することを望んでいる」
過去数年、フランシスコ法王は囚人、高齢者、身障者を含む人たちに洗足の儀式を行ってきた。2013年に法王に選出されるとすぐ、少年拘置所での洗足式に女性を参列させ話題になった。伝統的に「洗足式」の儀式は男性のカトリック聖職者に対してのみ行われてきた。
2016年に、法王は以後永遠に女性も式に参列させると正式に宣言した。
洗足木曜日の儀式でのフランシスコ法王:
Advertisement
Advertisement
Advertisement
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。