主要7カ国(G7)外相会合が4月10日、広島市で開幕した。
この日、アメリカのケリー国務長官ら、参加各国の外相が会場入りし、レセプションが開かれた。しかしドイツのシュタインマイヤー外相は専用機のトラブルで10日の公式行事を欠席した。
NHKニュースによると、ホスト国となる日本の岸田文雄外相は、会合に先立ち記者団に「今回は初めて被爆地・広島で開催されるので、核保有国と非保有国の対立の中でしぼんでしまった『核兵器のない世界』を目指す機運を再び盛り上げていく貴重な機会にしたいと述べた。
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午後からの全体会議は、テロ対策や難民問題、そして東アジアの安全保障や核軍縮などが議論され、「広島宣言」を発表する。
11日には参加者が揃って広島市の原爆資料館などを訪れて献花する予定。原爆投下国のアメリカを始め、イギリス、フランスといった核保有国の現職外相が訪問する初の機会となる。
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