野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本は3月15日、イスラエルを8-3で下し、アメリカで開かれる準決勝進出を決めた。日本は1次リーグから無傷の6連勝。その立役者の一人が、守備の達人・菊池涼介内野手(27)=広島=の超美技だ。
今大会で菊池は華麗な守備を相次いで披露しているが、特に注目を集めたのが12日のオランダ戦。セカンドの菊池は6-5で迎えた七回1アウト一塁で、ボガーツ(レッドソックス)のセンター前へ抜けようかという当たりを、横っ飛びで好捕。さらに、ショート坂本(巨人)へのグラブトスで二塁フォースアウト。この回無失点につなげ、日本を勝利へと導いた。
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メジャーリーグは公式サイトにこのプレーの動画を掲載。アナウンサーは「日本のリョウスケ・キクチが背面グラブトスで世界レベルの守備を見せた」と表現。解説者は、菊池が昨シーズン141試合に出場してエラーが4しかないことに触れ、「彼はグローブを持った魔法使いだよ」と褒めた。
菊池は東京都出身。武蔵工大二高から中京学院大に進み、ドラフト2位で2012年に広島入り。13年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。
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菊池の守備を画像で紹介する。
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日本は21日(日本時間22日午前10時)、ロサンゼルスで行われる準決勝に臨む。