アメリカ・フロリダ州を襲った大型ハリケーン「イルマ」。住民らは9月10日午後、イルマの影響で干上がった湾で、2匹のマナティーを発見した。
人魚のモチーフといわれる水生哺乳類のマナティーは、マナティー郡のホワイトフィールド・アベニューと国道41号にほど近い、水のあるところからは100ヤード(約91メートル)ほど離れたところで立ち往生していたという。ブラデントン・ヘラルドが報じた。
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地元住民のトニー・フラディニーカンポスさんは、地元メディアに対し「私たちは、マナティーをそのまま死なせませんでした。SNSに写真を共有したら、それがものすごい反響を呼んだんです」
マナティーを見つけた人たちは、もともと自分たちが移動するつもりだったが、(マナティーを助けるために)さらなる支援が必要になったという。
ヘラルド・トリビューンによると、フロリダ州の魚類・野生生物保護委員会の関係者が、救助活動に参加したという。
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デピュティーズ・ミズナー氏とハート氏の素晴らしい仕事です。彼らは、孤立した2匹のマナティーを救助しました。
「私たちは、それぞれを1匹ずつビニールシートに巻いて、水路に戻しました。両方とも泳いでいきました」と、マナティー救出に参加したマルセロ・クラビジョさんはハフポストUS版に語った。彼のFacebook投稿は5万9000いいね!されるなど、その取り組みが反響を呼んでいる。