風船だけで空を飛んだ男がいた。まあ、見てほしい。まるで映画「カールじいさんの空飛ぶ家」のようだ。
BBCによると、チャレンジしたのは38歳のトム・モーガンさん。10月23日、ヘリウムガスでつくった風船100個をくくりつけた椅子に揺られて約2時間、25kmに渡る空の旅を楽しんだ。大地から約2.5km上空まで上ったという。
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モーガンさんは冒険家グループ「Adventurists」のメンバーだ。同グループの説明ページによると、Adventuristsは「世界を退屈させないために戦う」冒険家集団。Google Mapなどのおかげで道にも迷わなくなった現代において、「世界をもう少し難しくする方法を見つけるために生きている」のだという。
モーガンさんらは今回、南アフリカで冒険に挑んだ。当初はボツワナで飛行を試みたが、天候が悪かったり、機材が壊れたりなどのトラブルに見舞われたため、新天地での再チャレンジとなった。
飛行を成功させたモーガンさんは、地上を見下ろしながら「これはヤバい!」などとつぶやいた。ちなみにAdventuristsは今後、風船によるエアレース「世界で最も馬鹿馬鹿しいエアレース」を開催予定だという。
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「ヒャッホー!」