国内展開が決まったスマートスピーカー「Amazon Echo」で使われる音声の一つとして、ボーカロイド「初音ミク」の声が利用できることが分かった。「初音ミク」の開発元、クリプトン・フューチャー・メディアが、11月8日に発表した。
■Amazon Echoとは?
「Amazon Echo」は、音声AI「Alexa」を搭載したスピーカー。話しかけることで、天気など簡単な質問に答えたり、リクエストした音楽をかけたりすることができる。3種類のシリーズが用意される。
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当初は招待者限定の販売で、エンガジェット日本版によると購入する場合は、AmazonのEcho製品ページから「招待メールをリクエスト」を選択することで、順次招待が届くという。
■初音ミクを利用するには?
Alexaは、簡単に機能を追加することが可能で、架空の歌手「初音ミク」との会話を楽しむ「Hey MIKU!」もその一つ。Amazonのサイトからダウンロードすることで利用できる。
このソフトをインストールすると、「アレクサ、『Hey MIKU!』をスタート」の呼びかけで起動する。今の気分や体調、外出の予定、今日あった出来事などを短い言葉で話しかけると、「初音ミク」が反応し、応援したり、心配したり、一緒に喜んだり、様々な返事をしてくれるという。
■ネットでの反応
Twitter上では「最強ツールの出来上がりだな」「こんなん買うしかないやろ」と絶賛する声の一方で、呼びかけ方法が「ヘイ、ミク!」であることについて「ねえミクさんとか、あのねミクさんがいい」という声も挙がった。
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