「寒い日にペットを屋外につないでおくと、法律で罰せられます」
法律は、気温が摂氏32度以上、または、0度以下になったときに、ペットを30分以上、外につないで放置することを禁止するという内容。違反すると最大750ドル(約8万円)以下の罰金か、90日以内の懲役となる。違反が3回目となると、最大1万5000ドル(約167万円)の罰金か7年以内の懲役が科される。
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法律は、ブリーダーに放置された子犬・リブレが2016年、衰弱して見つかったことがきっかけでつくられた。発見されたときのリブレは、体じゅうに脱毛やかさぶたが見られる状態だったが、動物愛護団体の懸命なサポートで回復。その心あたたまるストーリーが、全米で大きな話題となった。
発見されたときの、リブレの様子はこちら(衝撃的な内容が含まれます)。
このことから、この法律は「リブレ法」と呼ばれるようになった。なお、リブレ法には気温だけでなく、次のような決まりもある。
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- 24時間のうち9時間以上、繋いではならない
- ペットをつなぐ鎖・ロープは犬の体長の3倍もしくは10フィート(約3メートル)以上とする
- 日陰と水を与えなければならない
- 体に傷がないようにしなくてはならない
犬は寒さに強いと思われがちだが、寒さに弱い犬もいる。産経ニュースによると、犬も年をとると甲状腺から分泌されるホルモンが不足してしまう「甲状腺機能低下症」になり、寒さに急に弱くなることがあるという。