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ネット通販で商品を気軽に手に取ることができるようになりましたが、国の機関が10年間のデータを分析した結果、ネット購入品による事故が増加傾向にありました。6月に発行された独立行政法人国民生活センターの小冊子から、「事業者不明」の事故が多い商品ワースト10を紹介します。

独立行政法人製品評価技術基盤機構
バッテリー発火事故が最多
上記のグラフでは、ネット購入品による事故のうち、販売元が海外であった等の理由により、製造輸入事業者が特定できなかった「事業者不明」の事故が多い製品と、「事業者判明」の事故件数を合わせて紹介しています。

独立行政法人製品評価技術基盤機構
【絶対チェック】ネット購入で失敗したくない! リスクの高い非純正品を見分ける4つのポイント
製品評価技術基盤機構(NITE)は、リスクの高い非純正品を見分ける4つのポイントについても紹介しています。
1. 異常に安い商品ではないか確認しましょう
他の商品と比べて極端に安い場合は、安全のための保護回路が省略されてたり、安全性のテストが不十分だったりする可能性があります。
2.販売元の信頼性をしっかり確認
ウェブサイトの商品説明ページが変な日本語になっていないか、メーカー名の記載がなかったりしないか確認しましょう。
また、問い合わせ先が実下剤しているのか、日本語で対応が可能かも確認しましょう。不具合があった際に、日本語で対応できなかったり、連絡がつかなかったりするケースが実際に発生しています。
3.PSEマーク等のPSマークと事業者名をチェック
モバイルバッテリーなど、電気用品安全法等で規制対象となっている製品は、国内の製造・輸入事業者が技術基準を満たしていることを確認したのち、PSE 等の PS マークを表示することができます。
またPSマークがあるものであっても、定格ラベルの日本語で表記が不自然ではないかを確認しましょう。

独立行政法人製品評価技術基盤機構

独立行政法人製品評価技術基盤機構
4.リチウムイオン電池搭載製品は廃棄方法を調べてから購入しましょう
海外から直接個人輸入されたリチウムイオン電池搭載製品は、廃棄が困難な場合があります。自治体や家電量販店等で回収してもらえるか、購入する前に確認するようにしましょう。
最新の製品リコール情報や事故情報を手に入れよう
その他、NITEのウェブサイト「NITE SAFE-Lite」では、製品のリコール情報や事故情報をキーワード検索で確認できます。気になる商品があったらぜひチェックしてみてください。
