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2020年10月27日 15時42分 JST | 更新 2020年11月03日 11時25分 JST

「隠れトランプ」でトランプ大統領が再選?過去に激戦区を的中させたロバート・ケイヒリー氏が予想

トランプ氏を支持しているが世論調査には正直に答えない「恥ずかしがり屋なトランプ支持者」が相当数いるという。

Spencer Platt via Getty Images
ニュ—ヨークの街頭テレビに写し出されるトランプ大統領(2020年1月撮影)

11月3日の大統領選挙を前に劣勢が伝えられているトランプ大統領だが、「再選する」と予想する人もいる。世論調査会社「トラファルガー・グループ」のロバート・ケイヒリー主任調査員だ。

FOXニュースで10月20日、ケイヒリー氏はトランプ氏が再選する可能性が高いと語った。ほとんどの世論調査では接戦かバイデン氏のリードと見られているフロリダ、オハイオ、ノースカロライナ、ジョージアの4州でトランプ氏が勝利すると予想した。

 

■「隠れトランプ」を見つけるケイヒリー氏の予想手法とは?

前回2016年の大統領選で激戦区となったミシガン州では、ヒラリー・クリントン氏がトランプ氏に勝つという予想が多かった。しかし、ケイヒリー氏は世論調査員の中で唯一、トランプ氏の勝利を的中させたと政治ニュースサイト「リアルクリアポリティクス」が報じている。ペンシルバニア州でも「ほぼ唯一」トランプ氏の勝利を当てたという。

ケイヒリー氏は2016年の大統領選と同じく「社会的望ましさバイアス」を考慮した調査手法を採用している。これは、世論調査に対して人々が、本音とは異なっていても社会的に受け入れられやすい回答をするという傾向のことだ。ケイヒリー氏は調査の際に「あなたの身近な人は誰に投票するか?」という質問を入れることにしていれて、本心を引き出すようにしているという。

トランプ氏を心情的には支持しているものの世論調査には正直に答えない「恥ずかしがり屋なトランプ支持者」(隠れトランプ)が相当数いるとケイヒリー氏は見ている。FOXニュースに対し、次のように語った。

「私たちが気付いたのは、他社の世論調査は主に隠れたトランプ票を見逃しているということです。保守派やトランプ大統領の支持者の中には、支持を公言することを避ける気持ちがあります。これらの人々は、世論調査に参加することをためらいます。したがって、これを補わない場合は、正確な答えを得ることができないのです」

 

 

■ 「あなた自身はトランプ支持者なのか?」と聞かれたケイヒリー氏は?

なお、ケイヒリー氏はアメリカの「Yahoo!news」のインタビューの中で「あなた自身はトランプ支持者なのか?」と聞かれた際、次のように答えていた。

「もちろん共和党員なので、トランプ氏の勝利を望んでいますが、私にはもっと大切にしていることがあります。公正であることです」

Maya Nakata / Huffpost Japan

11月5日夜9時(日本時間)から、モーリー・ロバートソンさん、長野智子さんとともに議論します。また、これまでアメリカの「ラストベルト(さびついた工業地帯)」を訪ね歩き、今回も現地で取材をしている朝日新聞機動特派員の金成隆一さんと中継をつなぎ、投票直後の「アメリカ」を伝えていただきます。

番組はこちらから⇒ https://twitter.com/i/broadcasts/1lDGLylbnRQJm

(時間になったら自動的にはじまります。視聴は無料です)