浜崎あゆみさん、保護犬の育った環境に「怒りを超えて涙が出た」。声帯を切られた2匹を新たな家族に

歌手の浜崎あゆみさんが保護犬2匹を迎え入れたことを報告。「人間の身勝手さ」に対する率直な心境をつづり反響が広がっている。
浜崎あゆみさん(2013年撮影)
浜崎あゆみさん(2013年撮影)
時事通信社

歌手の浜崎あゆみさんが、新たな家族として保護犬2匹を迎え入れたことをインスタグラムで報告した。2匹は声帯を切られているため声が出ないといい、「正直、最初は人間の身勝手さに怒りなんて超えてただ涙が出た」などと率直な心境をつづった。

「声が一切出ない」保護犬2匹

浜崎さんは10月31日にインスタグラムで、「コンブ」と「ポテト」と名付けた保護犬を迎え入れたことを明かした。

これまで、「お散歩や抱っこやフカフカのベッド、奪われるのを恐れながらではなく落ち着いて食べられるごはん」が叶わなかった犬たちだといい、「色んな初めての経験をたくさんしてもらいながら楽しく行こうじゃないかぁ」とコメントしていた。

後日の投稿では、改めて2匹の育った環境に言及した。

2匹は「声帯を切られていて声が一切出ない」という。「鳴き声がうるさいとかの理由なのかな」と声帯切除の理由を推測し、「正直、最初は人間の身勝手さに怒りなんて超えてただ涙が出た」と悲痛な思いも吐露した。

また、柵を噛んでいたためか、犬歯も削れてなくなっているという。

浜崎さん宅に引き取られてから、少しずつ慣れてきたといい、「うれしそーうな柔らかい表情を見せてくれるようになったし、声は出ないけど、短鼻犬特有のあの嬉しいとブヒブヒ鼻を鳴らすやつ、あれがね耳を近づけたらたくさん聴こえるんだ〜だから、いつも会話してるんだぁ〜」と感慨深げにつづった。

浜崎さんは「ポテコン日記」と称して、8枚の写真を投稿。2匹が浜崎さんの家での生活に慣れていく様子をとらえた写真を共有した。

浜崎さんは、普段利用しているという動物医療センターや動物保護施設にも感謝の言葉を送った。

この投稿には、動物保護に関心のあるユーザーからも「影響力のある方がこうして発信してくれること、嬉しいです」「人間の欲で動物を傷付けて欲しくない」「どの子たちも幸せになってほしいです」などと共感のメッセージが寄せられた。

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