意識なし呼吸ありの人がいたら「回復体位」にして⇨「何度見ても大事」。警視庁の投稿が話題

警視庁災害対策課が、意識がない傷病者が窒息しないようにする「回復体位」について発信しています。

意識がない傷病者が窒息しないようにする「回復体位」について、警視庁災害対策課が公式X(@MPD_bousai)で発信しています。

「万が一の時、あなたの大切な人や身近な人を救うためにも参考にして下さい」と呼びかけています。

回復体位とは?

警視庁は5月9日、Xで「意識はないが、呼吸している傷病者が窒息しないようにする『回復体位』について紹介します」と投稿。添付された写真によると、回復体位は次のような手順で行います。

①救助者側にある傷病者の手を横に出す

②救助者側に傷病者を横に起こす

③傷病者の上側の膝を引き寄せ、後ろに倒れないように姿勢を整える

④出した手と反対の手を顔の下に入れ、傷病者の下あごを前に出して気道を確保する

こうすることで、あごや舌の緊張がなくなり、気道の閉塞や吐物が誤って肺内に入ることを防ぐことができるといいます。

警視庁の投稿は4000以上の「いいね」が集まるなど話題になっており、「いざという時用にメモ」「助かる命への道」「何度見ても大事」といった声が寄せられています。

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