【海の日は事故に注意】子どもが乗ったフロートがあっという間に流される映像➡︎国民生活センターが注意喚起、風が強い日は危険

7月21日の海の日を前に、国民生活センターが海で「フロート」を使って遊ぶ際の注意喚起をしています。
SanyaSM via Getty Images

2025年夏も厳しい暑さが続いています。日本各地では海開きが始まり、本格的に海水浴シーズンが始まりました。

国民生活センターは、7月21日の海の日を前に海水浴での事故防止を呼びかける動画を公式X(@kokumin_ncac)に投稿しました。

動画では、人形を乗せたフロートが風に流される事故を再現。風によって、海岸からフロートは瞬く間のうちに離れていきます。救助者が泳いで追いかけますが、距離はどんどん離れてしまいます。

人形を乗せたフロートは約1分で30m流されました。同センターは、フロートに乗った子どもが陸からの風により沖に流される事故が発生していると報告。

保護者に対し、フロートに乗った子どもから目と手を離さないことや、風の強い日の使用を控えるよう呼びかけました。

ハフポスト日本版の記者の1人も以前、海で遊んでいた最中に流れに巻き込まれた経験があると話します。

この記者は学生の頃、地元の海水浴場で友人と遊んだ際、離岸流とみられる強い流れに巻き込まれました。水遊び用のビーチボールを持って浮いていたところ、「突然沖のほうに体が持っていかれるような感覚に見舞われた」と振り返ります。みるみるうちに岸から離れていったため、「離岸流かもしれない」と思い、必死に浜辺と平行(横方向)に泳いだところ、なんとか抜け出すことができたそうです。

記者は、「パニックにならず冷静に対処できたことで助かったのかもしれない」と、当時の体験を振り返っています。

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