2026年4月1日から導入される「交通反則制度」では、自転車の交通違反にもいわゆる「青切符」が交付されることになります。
自転車は、幼児から高齢者まで幅広く利用されている乗り物ですが、正しく運転しなければ、大きな事故を起こしてしまうことも……。
加害者、被害者にならないために、この機会に「自転車の交通ルール」について確認してみましょう。
クイズ形式で出題しますので、ぜひ挑戦してみてください。
【問題】
Q:歩道・路側帯と車道の区別のある道路では、自転車は原則、どのように通行すればいいのでしょうか?
①歩道・路側帯を通行する
②車道の左側端に寄って通行する
③車道の右側端に寄って通行する
④車道であればどこを走ってもいい

Yuthongcome via Getty Images
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まず、自転車は「軽車両」と位置付けられており、車と同じ「車両」の一種です。
歩道・路側帯と車道の区別のある道路では、原則として「車道を通行しなければならない」と定められています。
それも、「基本的に道路の左側端に寄って」通行しなければなりません。自転車で道路の右側を通行することは「逆走」になります。
逆走の場合、駐停車している車や見通しの悪いカーブがあったりすると、対向車から自転車が見えず、 正面衝突する危険があります。
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また、自転車が通行する場所や報告を知らせる「矢羽根型路面表示」は、車のドライバーに対しても自転車の通行位置について注意を促す役割があるため、自転車で通行するときはこれを目安にするとよさそうです。
つまり、正解は②の「車道の左側端に寄って通行する」でした。あなたは正解できましたか?