現在開催中のミラノ・コルティナパラリンピック。冬季五輪の花形種目・パラアルペンスキー決勝で撮影された“躍動的な一枚”を紹介する。
Gettyのカメラマン、ダリオ・ベリンゲリ氏が撮影した1枚は、パラアルペンスキー男子ダウンヒル(シッティング)決勝のニュージーランド代表、コーリーピーターズ選手が滑走する瞬間をとらえた。
ジャンプの頂点で宙に浮かぶ一瞬を切り取ったこの写真は、パラリンピックならではの卓越した身体能力と精緻なテクニックを鮮やかに伝えている。
澄み切った背景と高く舞い上がる軌跡が、滑走の圧倒的なスピードと着地に求められる驚異的なコントロールを際立たせ、観る人の心を強く揺さぶる一枚となっている。
42歳のコーリー・ピーターズ選手は、タラナキ地方の年齢別・育成チームラグビー代表として活躍していたが、2009年9月にモトクロス競技中に脊髄損傷を負った。2011年にシットスキーに出会い、パラリンピックでは4度のメダルを獲得している。今回のミラノ大会では、ダウンヒルで5位とメダルを逃した。
ミラノ・コルティナパラリンピックには、約50の国と地域から約550人のアスリートが参加し、6競技・79種目で熱戦を繰り広げる。日本からは、海外開催では最多となる44選手が全6競技に参加する。
大会期間中、ハフポスト日本版ではその日の“ベストショット”を毎日配信。
国際パラリンピック委員会の公式フォトエージェンシー「Getty Images」が写真を選び、撮影者のエピソードとともに紹介。氷上や冬山で生まれるさまざまなドラマを届ける。
Gettyはフォトグラファーやエディターなど計30人のチームを派遣し、革新的かつ独自の技術を生かし、10日間で2万5000枚以上の写真を配信する予定だという。