【台湾東部沖地震】5階建てのビルが倒壊。1999年以来の大地震

震度6強が観測された東部花蓮地域では、ビル倒壊などの被害が報告されています
地震で傾いた台湾東部の花蓮市の高層ビル(2024年4月3日)
地震で傾いた台湾東部の花蓮市の高層ビル(2024年4月3日)
Hualien City Government via AP)

台湾気象当局は日本時間の4月3日午前8時58分頃に、台湾東部沖でマグニチュード7.2の地震が発生したと発表した。

共同通信によると、今回の地震は1999年に台湾中部で起きた地震以来、25年ぶりの大地震だという。

この地震で東部の花蓮地域では震度6強が観測され、5階建てのビルの1階部分が崩壊するなどの被害が報告されている。

台湾のケーブルテレビ局TVBSは、倒壊した建物の動画をソーシャルメディアに投稿している。

台湾気象当局によると、花蓮地域では複数の余震も観測されている。

西部の台北でも強い揺れが観測され、AP通信によると一時列車の運行が停止した。

日本でも宮古島や八重山地方、沖縄本島に津波警報が出されたが、その後津波注意報に変わった。

注目記事