約120店舗が大集結。秋の味覚×SDGsを楽しむ「都市型マルシェ」が勝どきで開催開催

「食べる・買う・学ぶ・体験」をテーマに掲げた本イベントでは、全国各地の秋の味覚が楽しめるほか、「服の交換会」などのSDGs企画も要注目だ。

循環型の持続可能な社会に欠かせない、生活者一人ひとりの「持続可能な暮らし」。そして、近年深刻化している地域住民同士のつながりの希薄化。

こうした社会の転換や課題が存在感を増していく中、人と人をつなぐことで地域を活気づけ、参加者と共にSDGsを体験するイベントなども増えつつある。

東京都中央区・勝どきで都市型マルシェを開催する「太陽のマルシェ実行委員会」は、6回目「太陽のマルシェ」を1月島第二児童公園で10月11日(土)、12日(日)に開催する。

今回のテーマは「秋の味覚フェア」と「SDGs」。東京湾岸エリアの活性化を目的に推進している、三井不動産レジデンシャル「WANGAN ACTIONプロジェクト」とのコラボ開催で、会場には全国各地から秋の味覚が集合するほか、SDGsを学べる体験企画も用意される予定だ。

秋の味覚×SDGsを楽しむ「都市型マルシェ」

販売商品の例:焼き芋、冷やし焼き芋、焼き芋チップス
販売商品の例:焼き芋、冷やし焼き芋、焼き芋チップス
太陽のマルシェ

「太陽のマルシェ」は、「『食べる・買う・学ぶ・体験』がひとつになった、あたらしいかたちの都市型マルシェ」をテーマに掲げ、毎月第二週末に各回ごとに様々なテーマで開催されている。

今回の出店数は2日間で約120店舗に上り、キノコや鮭を使ったピザ、スープカレーなど、旬の食材を楽しめる多彩な料理が登場するという。

さらに今回は、SDGsを学べる体験企画として、親子で参加できる「服の交換会」や「おさがり循環プロジェクト」なども開催。持続可能な社会づくりを身近に感じることに加え、地域に近隣住民を含む多くの参加者同士がつながり合うきっかけも創出してくれそうだ。

太陽のマルシェ

服の交換会は「1点持ってきたら1点持って帰れる」というシンプルな内容で、1人5点までの持ち込み・持ち帰りが可能(持ち込みのない場合でも同アカウントをフォローすることで持ち帰り1点可能)。

持ち込んだ服は「服の状態と想い」を添えて、参加者自身がラックへ掛ける仕様になっている。持ち込み対象はキッズ服を含む秋冬物のみで、靴以外の服飾雑貨も持ち込みも可能だ。前回の「服の交換会」には545人が参加し、持込み点数1129枚、持帰り点数981枚を記録(循環率86.9%)。0.0943kgのCO₂削減量につながったという(リユースによる焼却回避分CO₂削減量:1kgあたり0.0003132kg換算)。

また、今回は「WANGAN ACTION」の取り組みである「おさがり循環プロジェクト」が「服の交換会」とコラボ実施される。子どもの履けなくなった靴を回収・お手入れし、新たな持ち主へ届けるという。

さらに、家庭で不用になった衣料品をNPO法人日本救援衣料センターを通じて、南米、アジア諸国、アフリカ等、世界の人々のもとへ寄贈する「&EARTH衣料品回収プロジェクト」も実施。不用衣料品がリユースされることで、環境負荷の低減を目指すという。

【開催概要】

開催日時:2025年10月11日(土)、12日(日)10:00~16:00

開催場所:月島第二児童公園(東京都中央区勝どき一丁目9番7号)

開催内容:秋の味覚を楽しめる店舗、親子で楽しめるSDGsコンテンツなど

入場料:無料

出店数:全国から2日間で約120店舗(予定)

主催:太陽のマルシェ実行委員会(勝どき西町会、三井不動産レジデンシャル株式会社)

後援:中央区

協力:勝どき・豊海連合会

※雨天決行。荒天時は中止の場合あり。

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