エアコンのタイマーが切れると寝苦しくてつい起きてしまう...。睡眠不足になりがちな夏に快適なエアコン使用方法をダイキン工業株式会社の広報部に聞きました。
基本的にエアコンはつけたままがオススメ
「夜もエアコンが切れた後は温度が上昇しますから、睡眠不足や熱中症を招きがちです。特に熱帯夜が続く今年は一晩中エアコンをつけっぱなしにすることをオススメします。設定温度は28℃以上に設定し、風が直接体に当たらないようにしましょう」(ダイキン広報部)
Advertisement
また、湿度設定ができるエアコンなら50~60%に下げておけば、体を冷やし過ぎず、体感温度を下げることができ、入眠直後の汗も乾き深く眠ることができます。
タイマーでオフにしたければ就寝前に部屋を冷やしておく
適切な温度・湿度をコントロールすることが快眠のためのポイントのひとつですが、どうしてもエアコンを途中で消したいという方にオススメの方法があります。
Advertisement
「就寝1時間ほど前にエアコンを低めに設定しておくと良いでしょう。こうしておけば部屋の壁面や寝具などを冷やし、エアコンを切った後も涼しい状態を維持できるとともに、湿度もコントロールされ就寝直後の汗を乾かすことができます」(ダイキン広報部)
このとき「切タイマー」を3時間に設定すると、入眠直後の深い睡眠が温度変化で阻害されることなく、快適に眠ることができます。
Advertisement
また起床直後に、汗が気になる場合は起床時間にあわせて、エアコンの「入タイマー」をセットしておくと良いでしょう。
今夏は厳しい暑さで夜間も寝苦しい日々が続きます。特に、体に熱がこもりやすい高齢者は、夜間でも熱中症には注意しましょう。
参考資料など
取材協力:ダイキン工業株式会社
(2018年8月24日ウェザーニュース「熱帯夜でのエアコン、からだに良い使い方は?」より転載)