グーグルCEOのラリー・ペイジ氏が14日、自身が「声帯まひ」であることを、Google+で告白した。
自身の病状を告白したことについて、投資家に対して責任ある行動であるとアップルのスティーブ・ジョブズ氏と比較して評価する声がでていると、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。
企業統治の専門家らは、ペイジ氏が事実を公表したことは投資家に対する責任ある行動だと評価した。エール大学経営大学院のジェフリー・ソンネンフェルド上級副学部長は、同氏は相当長く事実を隠そうとした(アップルの前CEO)故スティーブ・ジョブズ氏とは好対照だと指摘した。 ジョブズ氏は2011年に膵臓がんで56歳で死去した。アップルは同氏の健康状態についてほとんど明らかにせず、最低限の情報も出さないとして時に批判された。
(ウォール・ストリート・ジャーナル 2013年 5月 15日 09:31)
ペイジ氏の病状は、片側あるいは両方の声帯が正常に機能しないために、発声や呼吸に困難が生じるもののようだ。ペイジ氏の話し方については、独特の節回しがあると言われていたが、それもこの病状のせいであろう。
声には問題があっても、ペイジ氏が語る内容や、マインドは素晴らしい。最後に、これまでの彼のスピーチを紹介しよう。
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