史上最高齢の80歳で世界最高峰エベレスト登頂に成功した冒険家、三浦雄一郎さんの快挙にわいた日本だが、米国にも年齢の壁を軽やかに飛び越え、人々に勇気と元気を与えたおじいちゃんがいる。米オハイオ州の退役軍人クラレンス・ターナーさん(87)は25日、肺の病気に苦しむ11カ月の、ひ孫のために、11,000フィート(約3.36キロメートル)の上空からパラシュートでスカイダイブした。WLET.COMが伝えた。
AP通信によると、このスカイダイビングは闘病中のひ孫ジュリアン君の肺移植手術の基金を募るためで、手術は6月2日に予定されているという。また、ターナーさんは第二次大戦中に陸軍兵として従軍し、最後のジャンプは日本で行ったという。
どでかい夢を描けなくなって久しい日本人に大きな勇気を与えてくれた三浦さんは、下山後の記者会見で、同世代に向けて「80歳がスタートと思えば、人生がおもしろくなると思う」と語った。
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また、26日付の朝日新聞の天声人語によれば、高齢者には3タイプあるという。「まだ若い人、昔は若かった人、一度も若かったことのない人」。
(朝日新聞デジタル「天声人語」より。2013/05/26 00:26)
さて、あなたはどんな高齢者か。また、どんな高齢者になるだろうか?