9月29日に投票が終わった大阪府の堺市長選で、現職の竹山修身(おさみ)氏の再選が確実となり、「大阪維新の会」公認で新人の西林克敏(かつとし)氏は落選することになった。朝日新聞デジタルが報じた。
NHKニュースによると、大阪維新の会の公認候補が、大阪府内の市長選挙で敗れるのは初めて。
大阪府と大阪市、堺市を統合して再編する「大阪都構想」の是非が最大の争点となっていた。反対姿勢の竹山氏が再選することで、都構想を推進する維新側は冷や水を浴びせられた格好だ。
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西林氏を支援していた維新代表の橋下徹・大阪市長は24日の会見で「争点の設定の仕方を誤った」と反省の弁を繰り返していた。
【追記】堺市選挙管理委員会の発表によると、22時半現在の開票で竹山氏の得票数が過半数を上回り、竹山氏の当選が確定した。(2013/09/29 22:53)
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