マイケル・ジャクソンさん急死、興行主催会社の過失を認めず無罪評決 遺族敗訴

マイケル・ジャクソンさん突然の死から4年。マイケルさんの遺族がコンサート主催会社AEGライブに対して損害賠償を求めていた裁判は、現地時間10月2日、ロサンゼルス地裁で無罪の評決が下された。

マイケル・ジャクソンさんの突然の死から4年。マイケルさんの遺族がコンサート主催会社AEGライブに対して損害賠償を求めていた裁判は、現地時間10月2日、ロサンゼルス地裁で無罪の評決が下された。

時事ドットコムは次のように伝えている。

AEGはマイケルさんが09年7月から予定していた英国長期公演の主催者。遺族側は、AEGがマイケルさんの専属医にコンラッド・マレー元医師を起用したことに過失があるとし、マイケルさん急死に伴う経済的な損失などとして10億ドル(約970億円)以上の支払いを求めていた。

(時事ドットコム 2013/10/03 09:28「興行主の過失認めず=マイケル・ジャクソンさん急死-米評決」)

コンラッド・マレー元医師は2009年6月25日、マイケルさんに麻酔を過剰投与し、死亡させたとして過失致死罪に問われ、2011年11月に禁錮4年の実刑判決を受けている

マイケルさんの遺族は、AEGライブ側にマレー元医師を雇用した責任があると主張したが、陪審評決では、マレー医師の雇用そのものには過失がないと判断したと地元紙ロサンゼルス・タイムズは伝えている。

陪審員長を務めたグレッグ・バーデンさんは、5ヶ月にも及んだ裁判で「くたくたになった」と述べ、3日間にわたる評決審議は「極めて精神的にきつかった」と語っている

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