アップルが、電気自動車大手のテスラ・モーターズに買収を提案したのでは、という憶測を、The San Francisco Chronicleが報じている。
同紙は、アップルの企業買収部門の責任者であるエイドリアン・ペリカ氏が、テスラのCEO、イーロン・マスク氏と会談。AppleのCEO、ティム・クックも話し合いに参加した可能性を指摘し、数度に渡って、アップルによるテスラの買収が話し合われたという。この件についてテスラは否定。アップルは反応していない。
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マスク氏は電子決済サービス「PayPal」の前進となる企業のほか、ロケット製造開発のスペースX、太陽光発電のソーラーシティを起業。さらに、自ら取り組む予定がないのにもかかわらず、時速1290キロのチューブ列車の開発計画を発表するなど、常に未来を先取りする姿勢から、TwitterやSquareを創業したジャック・ドーシー氏らと並んで、最も注目される若手起業家の一人となっている。
アップルは、スマートフォン事業の成長率が鈍化する中、2014年には腕時計型の端末など身につけるタイプの電子機器やテレビの発売が噂されており、新たな商品分野の開拓が求められている。
仮にテスラが買収されるようなことがあれば、「マスク氏をアップルのCEOに」との声が上がる可能性もある。
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