アンパンマン無断上映の容疑 自称映画興行者の父子逮捕、全国で1000回超か

「それいけ!アンパンマン」の映画を無断で有料上映したとして、大阪府内の自称映画興行者の父子2人が逮捕された。

人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の映画を無断で有料上映したとして、大阪府警豊中南署は2月27日、著作権法違反の疑いで、大阪府内の自称映画興行者の父子2人を逮捕したと発表した。15年以上前から、車に映写機を積んで北海道から鹿児島まで全国を回り、市民ホールなどでアニメの上映会を1000回以上開いたとみられ、無断上映を繰り返した可能性があるという。47NEWSなどが伝えた。

豊中南署によると、逮捕されたのは大阪府河内長野市本町、北野輝樹容疑者(73)と、大阪市淀川区西宮原の長男幸康容疑者(43)。2人はフィルムを配給会社から購入し、無断上映していた疑いがあり、「1998年ごろから北海道から鹿児島まで車に映写機を積んで回った。土日はほとんどやっていた」と説明。

(47NEWS「アンパンマン無断上映容疑 父子逮捕、全国で千回超か」より 2014/02/27 20:59)

学校周辺などでビラを配り、宣伝。上映料として2歳以上から1人900円を受け取っていた。チラシを持参すると100円引きで、多い時には120人以上が集まったという。著作権を保有する会社が2月、豊中南署に告訴していた。

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