トルコがツイッターを遮断、SNSにあふれる政権の汚職疑惑投稿
トルコでインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」への接続が遮断された。30日に統一地方選を控える中、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)では政権の汚職疑惑関連の投稿があふれていた。
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裁判所が接続を遮断する数時間前には、エルドアン首相がツイッターを「一掃する」と表明。国際社会の反応にも意を介さない姿勢を示していた。
通信業界の監督機関は、ツイッターへの接続が遮断されたのは、市民からプライバシーの侵害に対する苦情が出ていたためだと説明。ツイッター側が投稿の削除を求める要請に応じなかったとしている。[アンカラ 21日 ロイター]
ツイッター、個々のアカウント閉鎖に同意必要=トルコ産業相
トルコでインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」が遮断された問題で、フィクリ・ウシュク科学産業技術相は21日、ツイッターが問題を解決したいのであれば同国で法定代理人を立てた上で、個々のアカウント閉鎖に同意する必要があるとの考えを示した。
同国では30日に統一地方選を控える中、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上でエルドアン政権の汚職疑惑に関する投稿があふれており、裁判所がツイッターを遮断する数時間前には、エルドアン首相がツイッターを「一掃する」と表明していた。[イスタンブール 21日 ロイター]
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