千葉市の幕張メッセで4月26日に開幕した「ニコニコ超会議3」に、安倍首相が登場。超会議への参加は昨年に続いて2回目。「言論コロシアム」のブースで、「柔軟な働き方は若者にプラスになる」と訴えた。
政府は労働時間に関わらず賃金が一定になる「残業代ゼロ」の働きかたを、一般社員に広げる検討を始めているが、「ニコニコ動画」のユーザーら、多くの若者が参加する「超会議」の場で労働規制を緩和していくことへの支持を求めた格好だ。
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また、「一時的にこじれた皆さんも『再び立ち上がって頑張ろう』と思えるように支援していきたい」と述べ、「自宅警備員」などと呼ばれる定職に就かないネットユーザーらを念頭に、仕事に就けるように支援していく考えを示した。
司会者の角谷浩一氏から、「若い人の才能をどうやって生かしていくのか?」と問われて以下のように答えた。
「若い皆さんの才能を生かせるかどうかに、日本の未来はかかってるんだろうな。世界はまさにそういう競争に入ってきていると思いますね。労働についても、もう少し柔軟な働き方ができるようになるのは、間違いなく若い皆さんにとってもプラスになると思いますし、一時的にこじれた皆さんも『再び立ち上がって頑張ろう』と思えるように。そういうセーフティネットをつくって支援していく。意欲のある皆さんが、その意欲を生かしていきたいなと思いますね」
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