デング熱、上野公園で20代女性が感染か

東京都は9月19日、デング熱の国内感染で、都立上野恩賜公園(台東区)で蚊に刺され感染した可能性がある患者が確認されたと発表した。
時事通信社

東京都は9月19日、デング熱の国内感染で、都立上野恩賜公園(台東区)で蚊に刺され感染した可能性がある患者が確認されたと発表した。感染したのは埼玉県内に住む20代の女性で、直近に海外渡航歴はなく、7日に同公園を訪れ、13日に発症したという。毎日新聞などが報じた。

今月7日に上野公園北側にある大噴水前のベンチで蚊に刺されたと説明している。都は大噴水周辺で蚊の生息状況を確認したうえ、殺虫剤を散布する。女性は13日に発症し、医療機関に入院中だが、重篤な症状ではないという。

(毎日新聞「デング熱:上野公園で感染か」2014/09/19 13:10)

都は公園の閉鎖について「真っ先にやるべきは注意喚起と蚊の駆除で、様子を見て判断する」と話している。都や区は園内93カ所に蚊への注意を促す看板を設置し、蚊の駆除を進める。東京国立博物館や東京都美術館など周辺の美術館や博物館への影響はないという。

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