午前の東京外為市場で、ドル/円は一時110.09円まで上昇し、2008年8月25日以来、約6年2カ月ぶりの高値をつけた。
市場では「今週は米雇用統計や欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントが控えている。110円乗せの達成感から売りは出やすいと思うが、ドル高/円安トレンドが継続されるだろう」(邦銀)との声が聞かれた。
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午前10時半にオーストラリア連邦統計局が発表した8月の小売売上高は、季節調整済みで前月比0.1%増と、市場予想(0.4%増)を下回った。「豪ドル売り/米ドル買いの流れが、ドル/円相場でのドル買いに波及していた」(外銀)という。[東京 1日 ロイター]