[サンフランシスコ 20日 ロイター] - 米アップル
アップル株は時間外取引で1.3%上昇した。年末商戦に当たる第1・四半期(10━12月期)についても、強気の見通しを示した。
<アイフォーン好調、アイパッドは販売減続く>
7─9月期の1株利益は1.42ドル。市場予想は1.31ドルだった。
「アイフォーン」の販売台数は3927万台と、16%増えた。9月に発売した「アイフォーン6」と「6プラス」が押し上げた。これには中国の販売台数は含まれていない。販売台数は3800万台程度を見込んでいた一部予想を上回った。
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マエストリ最高財務責任者(CFO)はインタビューで、新型アイフォーンについて、販売台数で前世代モデルを既に抜いたと述べた。
半面、タブレット端末「iPad(アイパッド)」の販売台数は、3四半期連続で減少した。7─9月期の販売台数は1230万台にとどまり、前期比で7%超減少したほか、前年同期比では13%減少した。タブレット端末の需要は、世界的にみて徐々に減退しつつある。
また、7─9月期の「マック」の販売台数は550万台となり、21%増加。2011年10─12月期以来の高い伸び率を記録した。
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<ホリデーシーズンに向け強気>
アップルは第1・四半期(10━12月期)について、売上高を635億━665億ドルと見込んでいる。トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想は635億2000万ドル。
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